面会
5月31日 朝5時15分に起きる 雨 体温35.5度
湯を沸かしてお茶を飲む そのうち又眠ってしまいました。
7時に看護婦さんに起こされる
朝食は全部食べました。
今日は調子が良さそうだ ノートの整理をする
病棟責任者の渡辺さんと話し合う なかなかの物知りだなと思う
人間世話好きでもお節介になるし 物事を知りすぎると眉唾ものになる
親切もかけ過ぎると相手に気持ちの負担をかける 私が22歳の時に
モラロジーの会員であった人から 色紙を頂いた
(吾 唯 足るを 知る)これは物事を幾ら知っていても まだx2という謙虚な気持ちで
いないといけないということだそうです。
午後6時 同級生が2名面会に来てくれた この病棟に家族以外では始めての
面会者 ガラス越しの面会は やはり刑務所が浮かんでしまう
午後9時から 当番看護婦さんといろいろな話をした・・・11時30分まで
珍しいことです。 病院で9時過ぎに話ができたということは 普通では考えられません。
意気投合 なんのを話し合ったかは定かではありません。
多分催眠術や四次元の世界 前の病院での体験などだと思います。
今日で2ケ月 仕事を休んでいる 私のお客さんに迷惑をかけ 兄や義姉にも随分と
迷惑をかけてしまった。
明日からは衣替え ここにいると季節感は感じません。
月日の流れの速さを感じます。
6月1日 4時30分に起きる 曇り
朝早く目覚める 湯を沸かして 髪を拭き ヒゲを剃る 昨夜は看護婦さんと
遅くまで話をしていて疲れが残っています。
外を見ていると 川の向こうの道路を 時間が早いのに 多くの車が走っている
川の水が見えないのが残念であるがこれも仕方ないことです。
堤防の上を人が歩くと 病棟内が見えるから なんか嫌な思いをします。
熱があるとか 苦しい 痛い 菌がいるという時なら病院に入っていても分かるが
今の自分はもう病人ではなくなっているから 暇で 一日が長くて・・・
9時には外に出てみる 外はクレゾールの臭いがないから気持ちがいい
何回も深呼吸をしました。
午後3時に家内と 長女 三女が面会に来ました。
私の親父も今年は越せないようです。
私が退院をする時には これからの人生を真剣に考えないといけないと
改めて思いました。
3人が帰った後 私は物想いに浸り 今の心境を書いてみました。
こんなにも心が静かでいいのだろうか
世間の事や仕事の事など 何も気にならない
只x2 生かされていることに ありがたく思い 感謝の気持ちでいっぱいです。
自分というものは小さなものだ
自分なんかいなくても 毎日が何事もなかったかのように過ぎていく
俺がなんて思っていたことが恥ずかしい我を取り 欲を取り去れば気持ちは楽だと思う
私には明日がある 夢があり 希望が湧いてくる
今まで眠っていたものを呼び起せ
なんのために 今まで努力して 学んできたのか
社会の人が望んでいる事を提供しよう
能力なんて磨けば磨くほど光ってくる
才能なんて誰にでもある 人生においてもうこれでいいなんてことはない
涙を流すのはもうよそう
この2ケ月間よく泣いた 涙が流れて仕方がなかった
苦しかった 悲しかった 心配であった 寂しかった 辛かった
でも もういい全てが解決した。
人生の苦しみが分かった 人の痛みが分かった
これからは自分を主張し過ぎるのはやめよう 人の批判もやめよう
自分を見つめなおす 時間がいただけたことに感謝
午後7時30分から 看護婦さんと長話をしてしまった 毎日変わる看護婦さん
の中でも気が合う 合わない人がいます。
11時に眠る


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